からかみ屋

加飾技法

ベースとなるからかみに、華やかさはもちろんのこと、独特な味わいや奥深さを加味する技法です。 アレンジ次第でデザインの自由度が限りなく広がります。 ここでは伝統的なもの、かつご発注いただきやすいものをご紹介します。

金銀砂子細工

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金砂子蒔き

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永平寺・妙高台書院

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寶雲集・香具山

網を張った竹筒に入れた箔を、にかわを引いた和紙にまき散らして文様を作る技法。箔の細かさや形によって、趣に変化がでます。平安の昔から歴史的遺物に多く見られる技法です。

箔押し

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純金箔

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「寶雲集」玉笹純銀焼箔押し

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半月純金箔潰し押し

長い歳月を経ても輝きが褪せない金箔・プラチナ箔と、刻々と味わいを変える銀箔。時間の経過とともに変化する様を、あらかじめ計算した上で取り入れるという、先達の粋を感じさせる技法です。

木版雲母刷り

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雲母刷り

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「季寄せ」潮合・墨染め紙雲母摺り

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ひさご・胡粉摺り

雲母(きら=雲母の粉末)を混ぜた絵の具を用いて、文様を彫った木版で手摺りします。パールがかった雲母の光沢は、光源の変化により柔らかに移ろいます。現代建築にもよく馴染みます。

刷毛引き

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本金泥霞引き

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金泥あかね霞

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金銀の泥や胡粉や顔料を刷毛の先に含ませて、縞状の模様を引く技法です。刷毛の引き跡が手染め独特の風合いを引き立て、深みのある表情を醸し出します。

磨き出し

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木版七宝磨き出し

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「金砂子に磨き出し

あらかじめ銀泥を引いた和紙を木版の上に乗せ、その上から猪の牙で磨いて文様を浮き立たせる技法です。力の加減で、色の出方に緩やかな階調のある文様になります。

漆塗り

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漆塗り

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装漆和紙

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漆吹き和紙・屏風

和紙に漆を塗ったり拭いたりする技法です。漆と和紙の天然素材同士の味わいは、素朴な中にも個性的なニュアンスを感じさせます。漆を拭くたびに、艶や色合いの変化をみせます。

装漆和紙
東京ショールームのオープンに併せて開発した商品です。53cm×53cmの規格寸法の各種和紙に、生漆・黒漆・弁柄漆を拭き漆や花塗り、柿渋で仕上げています。手漉き和紙が持つ独特な凹凸に生まれる漆の濃淡や塗りむらなど、手作りならではの味わいがあります。

揉み紙

和紙を揉んで全体に細かな皺をつけ、皺の多い部分と少ない部分とで、染め付きに濃淡を出す技法です。壁紙としても用いられることが多く、また洋室にもしっくりと馴染みます。

水揉み

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錫色・中染め

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老録・中染め

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生壁色・中染め

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胡桃色・中染め

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石板色・中染め

雲母揉み

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二藍・深染め

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老録・千歳茶・深染め

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生壁色・深染め

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代赭色・深染め

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梅鼠・深染め

肉筆画

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からかみ屋
からかみ屋
ふすまに直に絵を描く技法です。山水画や花鳥図などが古くから残されていますが、モダンな図柄などを用いて、斬新な空間を演出することも可能です。

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